2013年11月30日

大切なものに気が付いたとき人はそれを失っている

大切なものに気が付いたとき人はもうそれを失っている

どんなに時が経っても忘れられないことって、ありますよね。

特に人間という生き物は、大いなる幻想に踊らされて、目の前にある大切なものに気が付けなかったりします。

自分のことを一番に思ってくれている人が誰なのか。

なぜ、その人を大切にしてあげられなかったのか。

後から悔やむこともあるかもしれません・・・


幼稚園から一緒だったがほとんどしゃべったことない女の子から、小3のときに、松ボックリに楊枝を刺した人形みたいのをもらった。

あまり話したこともないしつまらないものなので、帰り道に捨てた。

中学、高校へと進んで、その子もずっと同じ学校だった。

同じ学校だったのは知ってたけど、話すこともなく、気にもかけてなかった。

高校に入ってすぐ、こんどは手作りのマスコットをもらった。

そのマスコットはボクをモチーフに作られたものだと一目でわかったけど、まったくうれしくなかったので、それも帰り道に道端へポイ捨てした。

しばらくするとその子の姿は学校では見かけなくなった。

見かけなくなるとなんとなく気になってしまい、ふと思い立って、その子のクラスがどこだったか探して、担任に見かけない理由を聞いた。

学校は一ヵ月でやめてしまい、今はどこかで働いていると教えてもらった。

元気に働いてるならいいと思って、それで忘れて、高校生活を送っていた。

高2の夏休みに、畑でばあさんと草をむしってるその子を見かけた。

働いてると聞いたけど、野良仕事かよと思って思わず失笑してしまった。

そしたらその子がボクに気がついてこっちへきて、すこしだけ話をした。

小3のときに家が火事になって、松ボックリが何個か焼け残ったこと。

その松ボックリは、幼稚園のときにボクとその子と誰かで拾ったこと。

松ボックリの人形をボクが捨てたのを見て、拾って持ち帰ったこと。

火事で父親を失い母親は車椅子生活になり、それ以来ずっと生活が苦しいこと。

ボクと同じ高校へ行きたくて無理をしたけど、生活苦ですぐ退学したこと。

帰り道に捨てたマスコットもまた、偶然見つけて拾って帰ったこと。

マスコットの中には昔ボクが捨てた松ボックリの種が入ってたこと。

火事でも焼けなかったから、きっとボクのお守りになると思ったこと。

自分は退学するけど、マスコットが代わりに通ってくれたらと思って作ったこと。

あんなプレゼントが精一杯で、貧乏な自分の家がとても恥ずかしかったこと。

そしてボクのことがずっと好きだったけど、やっとふっきれたこと。

もらったプレゼントを無碍に捨ててしまったばっかりに、ボクは自分をこんなにも一途に好いてくれてた人との出会いも捨てていた。

そのころボクには彼女がいたけど、いなかったらその子を好きになったと思う。

顔はたいしてかわいくなかったその子だけど、10年たった今も忘れられません。

残念ながらその子は引っ越してしまって、もう連絡が取れないのです。

勝手なお願いですが、どこかで元気に働いていてほしいと思います。


その女の子が、今どこかで幸せに暮らしていることを、私も願っています。

今は、その松ぼっくりは彼女のお守りになっているのかな☆
posted by アフロディーテ at 15:25 | ちょっぴり苦い思い出

恋する気持ちと彼の手料理

恋する気持ちと彼の手料理

恋する気持ちって、付き合う期間が長ければどうしても薄くなってしまうのは当然のことかもしれません。

だからと言って、気持ちが冷めたと判断するのは早計ではないかな、と私は思います。

だって、燃え上がるような気持ちの代わりに安心感が芽生えているはずですから。


今年の5月まで付き合っていた彼の話。

料理がすきで、調理場でバイトしていた。

付き合い始めのころに私が作った味噌汁に、溶け残りの味噌が固まって入ってたことがあった。

飲み終えてから気づいて、恥ずかしさからどうして早く言わないの?!と怒った私に

「好きな人が作ってくれたものはみんな美味しいんだよ」って言ってくれた。

彼はよくおいしい料理を作ってくれた。

私よりかなり上手。

私の料理がまずければ正直にまずい言うようになった。

「料理が上手になってほしいから」って。

料理するたびに文句を言われるから、

「長く付き合うとやさしくなくなるんだなぁ」

なんて思って、せがまれても作らなくなった。

彼とは5月に別れた。

彼のことをすきかどうか分からなくなって。

彼は優しかった。

彼から別れをきりだした。

私の気持ちに気づいていると思わなかった。

次第に冷たい態度をとっていってたんだと思う。

自分の鈍感さに、非道さに気づいて、泣いた。

何度も謝ったけど、彼への仕打ちは消えない。

好きな人の気持ちが離れていくのを彼はずっと気づいていた。

どうすることもできず、いつものように振舞って、ついには自分から私を手放した。

望んでないのに。

私よりずっとキツイ仕事をしているのに、通ってきてくれて、料理を作ってくれて、愛してくれた。

思えば、別れの数ヶ月くらい前から

「俺のこと好き?」って聞くようになった。

冗談のつもりで「嫌い」って、私。

寂しそうな顔は演技だと思ってた。

今になって思う。

まずくても、不恰好でも、それでも私の手料理が良かったんだよね。

彼よりへたくそで、気にする私に、料理を教えようとして正直な感想を述べててくれてたんだよね。

なのにそのことに気づかず、努力もせず、手伝いもしないでご飯を作ってもらってた。

ろくにお礼も言わなかった。

今更遅いけど、ごめんね。

こんな女が最初の彼女でごめんね。

こんな私を愛してくれて、本当にありがとう。

料理をすると彼が思い出される。

連絡をしたらきっとまた傷つけてしまう。

伝えたいけどもう伝えられない、感謝と後悔。


彼のことを思い出してしまうということは、やっぱり未練があるのではないかなと感じます。

だって、どうでもいいと思っている人のことを何度も思い出す人はいませんから。
posted by アフロディーテ at 15:06 | ちょっぴり苦い思い出
2013年11月29日

中学のバレンタイン 恋愛の苦い思い出

中学のバレンタイン 恋愛の苦い思い出

10代の頃って男女ともに、どうしてあんな行動とっちゃったんだろう?と自分でも驚くことをしてしまうときがありますよね。

今回は、きっと後から後悔してしまいそうな中学生男子のお話です。


中学の時、隣のクラスの夏帆系のとても可愛い子がいた。

家が近所で帰り道でたまに会うと

「おはよう」

だとか一言二言交わしたりはしてたけどその程度の仲だった。

俺はそのころ中二病まっさかりで学校近くのコンビニまで自転車通学をしたり、そのコンビニで学校帰りにジャンプとかを立ち読みして「クールな俺カッコイイ!」とか思ってた。

バレンタインの日も期待してたが、誰からもチョコも貰えず、中二病的に早く帰るのがカッコイイと思ってた俺はその日もすぐに帰り、いつものコンビニでジャンプだとかを立ち読みしてると外からガラスを、コンコンと叩く音が聞こえて、前を見るとその子だった。

「自転車通学してるの知ってるよ!チクられたくなかったら後ろ乗せてってよ」

なんて言われて面倒臭えーなー!とかまたカッコつけながらその子の家まで送ることにして、帰り道で初めて色々と話した。

「チョコ貰えた?」

「貰ってない」

「1つも?」

「うん」

「欲しい?」

「別に」

「なんで?」

「別に。俺チョコあんま好きじゃないし」

「そうなの?」

「うん」

「そっか」

「うん」

「昔から?」

「うん。昔から」

そんな会話を交わしながらその子の家についたら

「あのさ、これ余ったから…。捨てるのもったいないし、あげる!」

と小さな袋を渡された。

「1つも貰ってないみたいだし可哀想でしょw義理だからね!」

なんて照れ笑いしながら渡してくれて、ありがとうと言いながら受け取ると

「今日、お母さん達いないんだけど、家よってく?」

って誘われたけど、義理チョコにがっかりしたのか何故か俺は断って家に帰った。

家について袋を開けたら中には小さな手紙とクッキーが入ってて、手紙には

『チョコ嫌いって聞いたからクッキーにしました。感想教えてね!』

と書いてあった。

結局俺はそれ以降その子とは口も利かなくなって、一度その子から

「クッキー美味しくなかった?」

って話しかけられたことあったが

「別に。ってか食ってない」

とか意味わからん返答して終わり。

今思い返すとこんな最高のイベントに遭遇してるのに俺は何してんだろうと後悔ばかり。


んー、何となくこの男の子の気持ちが分かるようなー^^;

カッコつけてしまったのでしょうね。

そして、女の子は少なからず男子のことを気になっていたように思えます。

恋愛に発展させられなかった苦い思い出になるのかな?
posted by アフロディーテ at 16:51 | ちょっぴり苦い思い出