2013年12月02日

幸せな結婚と貧乏でも温かい家庭

幸せな結婚と貧乏でも温かい家庭

女性ならほとんどの人が憧れる、幸せな結婚。

結婚に多くの条件を求める女性も多くいます。

でも、条件を求めれば求めるほど、大事なものを見ていないということなのかもしれません。

このお話で、私はそんな風に感じてしまいました。


私の親友(♀)の話をしてみます。

その親友は一見おっとりして童顔なので、よく痴漢やそのテのフェチ男に遭遇する事が多かったけれど、本気の恋愛をした事がなかった。

幼い頃から家庭の事情で色々苦労したりしていた親友には、良い人がいたらいいなーと思っていた。

そんな親友に彼氏ができた。

結構イケメンで背は高くないけれど、優しそうな人だった。

ぱっと見では遊んでいそうな外見の彼氏だったけれど、そんな外見とは裏腹に結構まじめで何事にも一途な人。

そんな彼氏だから、仕事が忙しくなると親友はよく一人で寂しがっていた。けれど親友は頑張って付き合っていた。

そして昨年、その彼氏が親友を連れて彼氏の実家に帰省した。

その時の事を親友はよく話してくれた。

「彼氏さんのお家はあんまり裕福じゃなくて、お父さんもいなくて、彼氏さんは幼い頃からずっと苦労して家を支えていたみたい。だからかもしれないけど、お母さんがあたしが来るからと聞いて、山ほどのお料理を用意して待ってくれていた の。どのお料理もお母さんの手作りで、どれも普通の家庭料理だったけれど、すごく優しい味で、とってもおいしかった。」

その帰省から親友は寂しくても泣かなくなった。

今年の11月、彼氏は実家にあった借金を全部返済しおわった。

彼氏が幼い頃、父親が多額の借金をしたまま蒸発して母親と彼氏の二人が必死にその借金を返済していた事は、親友も11月まで知らなかった。

その二人が来年結婚する。

彼氏は貯金ゼロだけど、親友は迷うことなく求婚を受けたそうだ。

「貧乏でも、きっと暖かい家庭が出来ると思う。だからあたしはそれで十分なの。」

そう言って私に婚約の報告をしてくれた親友の笑顔を見て、私は思わず号泣してしまった。

親友も彼氏も、頑張った人独特の良い笑顔だった。

この二人なら絶対に幸せになれると思う。

こんな二人の友達で私はちょっと誇らしく思える。

次は私が頑張らなきゃって思った。


とても素敵なお話です。

このお二人には末永く幸せでいてもらいたいと願います(*^_^*)
posted by アフロディーテ at 23:28 | キュンキュンする話
2013年11月28日

ちょっぴり青春恋の話 学校の帰り道

ちょっぴり青春恋の話 学校の帰り道

学生時代って、青春の宝庫ですよね^^

中でも、登下校を彼と一緒に、というシチュエーションに憧れた女子は多いはず(笑)

今回は、ちょっぴり甘酸っぱいようなそんなお話。


学校の帰り道。

彼女と一緒に狭い田舎道を並んで歩いていた。

その日は朝から晴れで、傘を持ってる人は誰もいなかった。

でもおれは、前の日傘を学校に忘れていってたので、左手に傘を、右手に手提げ鞄を持っていた。

「ねえ何で傘持ってるの?」

彼女は聞いてきた。

「あー昨日学校に忘れていったんだよ。」

「ふ〜ん・・・。」

しばらくの沈黙のあと

「傘もってあげようか?」

彼女が言った。

「いいよ別に・・・。」

「遠慮しなくていいってえー。」

「いや、いいってば。女の子に物持たせるなんて最低じゃん。笑」

その後、またしばらくの沈黙。

日が沈みかけ、少し暗くなってきた。

「傘と鞄両手に持ってるって変だよ!」

彼女は言った。

「なんで??片方の手に両方とも持つほうが変じゃね??」

またしばらくの沈黙。

もうそろそろ家に着く。

そんなとき。

彼女は唐突におれの傘をひったくった。

おれは驚いて

「何?」

と聞いた。

無言で彼女は右手をそっとおれの左手にからめた。

「手・・・繋ぎたかったんだ?」

「・・・うん。」

その日だけ、少し遠回して家に帰った。


手をつなぎたいために、傘をひったくってしまう彼女、不器用ですね^^

でも、そのあとの照れ方が10代のピュアさを感じます☆
posted by アフロディーテ at 23:06 | キュンキュンする話

友達の遺言 親友の彼と結婚します

友達の遺言 親友の彼と結婚します

友達の彼のことを好きになってしまうことって、あるかもしれません。

いけない、ダメだ、と思えば思うほど、どんどん惹かれて行ってしまう気持ち。

そんなとき、友達から彼を託されたとしたら・・・?


長くなるけどネタの様なホントの話。

大学時代の同級生仲間で、1年の時から付き合ってるカップルがいました。

仲良しで、でも二人だけの世界を作ってるわけじゃなく、みんなと仲良くしてました。

私は女の方の一番の友達だったんだけど、彼氏とも仲良くしてたわけです。

大学を卒業しても交流があったし、何度か会った時も二人は一緒で、本当に仲良しだなァって思ってたわけです。

最後に3人で会った時、

「結婚しないの?」

って聞いたら、

「うん、まあね・・・。」

とお茶を濁す様な返事。

その後、彼女が病気だった事がわかって入院して、彼は仕事の行きと帰りに欠かさず彼女のお見舞いしてました。

私も何度も行きました。

病名は水頭症(脳腫瘍の一種?)でした。

結局、治療も空しく、彼女はこの世の人ではなくなってしまったんです・・・。

私たちが25歳の夏でした。

お通夜と告別式の手伝いに行った時、喪服を着てチョコンと座ってタバコを吸っている彼に、

「なんて言って良いか、わかんないよ・・・。」

と泣きながら私は言いました。

すると彼は、

「そうだね。でも、これでアイツが他の誰の物にもなら無い事が決まったしね。」

と、ニッコリと笑顔で言いました。

私は耐えられなくて号泣。

それでも彼は殆ど無表情で、まあまあと私の肩を抱いてくれました。

出棺の時、

「これが最後のお別れです。」

って式場の人が言った途端、彼は耐え切れなくなって、崩れるようにボロボロと涙を流し始めました。

子どもの様に、大きな声をあげて。

その姿を見て、またしても私は号泣でした。

数日後、少し落ち着いてから、彼と会いました。

見て欲しい物があるって。

それは彼女が昏睡して意識を失う前に書いた、最後の手紙だったんです。

彼が、

「俺はね、アイツを励まそうと思って、『結婚しようよ。』って言ったんだ。そうしたら、アイツは『病気が治ったら結婚届けを出そうね。』って言ってた。俺は『間違いなく治るからさ』って励まして、役所に行って結婚届け貰ってきた。でも俺は本当はもう無理だって知ってたんだ。でも励ましたかったんだ。アイツが死んだ日に、アイツのお父さんが黙ってこれを渡してくれた。」

と言って、私に手紙を渡してくれました。

中には見慣れた彼女の筆跡でこう書いてありました。

「うそつき。でも凄く嬉しかった。本当にそうなったらなって何度も思いました。私にはあなたの代わりはもう見つからない。だから私はずっとあなたの物。だけどあなたの代わりはいるんだよ。気にしないで良いからね。落ち込んだあなたを、きっと一番励ましてくれるだろう人が誰なのかは、わかってるから。その人にこの手紙を見せてあげて下さい。本当にありがとうございました。じゃあね!」

って。

私はその手紙を見て、人前なのにまたしてもボロボロに号泣してしまって。

彼が、

「それは多分、君の事なんじゃないか?」

って。

うん。

私は前から彼が好きだった。

あれからずーっと引きずってる彼と仲良くして4年。

今度結婚します。


死んでしまったお友達、とっても良い性格していますね。

自分のことではなくて、彼のことを考えてあの世へ旅立っているように思えます。
posted by アフロディーテ at 21:57 | キュンキュンする話